38cmウーハーL403-EXをLFEで使用
本来はピュアオーディオ用として作ったL403-EX38cmウーハーであるが、駆動するマルチチャネルアンプが電源の問題で休眠中であるので、今はAVシステムのLFE用として使っている(ちょ~もったいない使い方)。
AVシステムのフロントLRスピーカーはBOSE121に25cmウーハーとツイーターを追加した状態なので、そこそこの低音再生能力があるのだが、LFE用にきちんとサブウーファーを用意すると臨場感がまるで違ってくる。
そこでLFE用として使っているL403-EX38cmウーハーを測定してみた。
フルレンジ状態でホワイトノイズを再生しスピーカー直前50cmで測定してみた。
ソースはテクニクスのテストCDに入っているホワイトノイズを使用し、1分間再生しスペクトラムを見てみた。
測定機材はこのエントリーと同じだ。
測定したのは2本あるウーハーのうちの1本のみ。50Hzとほぼ同じレベルで30Hzのレスポンスがある。
ちなみフロントLRに追加しているウーハーのヤマハNS-W2の直前50cmの特性は以下のとおり。
100Hzで-18dB/octカットのフィルター付きなので、100Hz以上はすんなりと落ちている。
低音は物量がモノを言うので、L403-EXとは比べるのが酷だが、30Hzのレスポンスは50Hzと比較して-10dB程しかない。
LFEとしての再生能力を調べるには、カットオフ以下のホワイトノイズ音源があればいいのだが、そのようなテストディスクは持っていないのでフルレンジ測定となったが、いかに強力かよく分かる。
このウーハーを2本使い、AVアンプのパイオニアVSA-AX10の設定でLFEのカットオフ周波数を50Hzにして使用しているので、LFEがバンバン使われているソフトを再生するとすざまじい事になる。
ブルーレイのEVANGELION:3.33を再生した時は、調子こいて大きめの音量で再生していたら、冒頭のUS作戦で自動防衛システムの質量兵器の爆散円が2号機に到達した(ディスクの最初から13分14秒)時の衝撃音で部屋全体が揺れるような音で腰を抜かしそうになった。
これ以降の一連の爆発音などの効果音も同様で、すざまじい迫力だ。
これで他のソフトを再生するのが楽しみになった。