アナログTV停止まであと1年、大丈夫か?
2010年7月22日(木)
来年のアナログTV停波まであと1年となった。
そんな中、7月20日の北海道新聞で、放送関係のジャーナリストがアナログ停波の延期を求める提言をしたと記事にあった。オリジナルの「地上デジタル放送(地デジ)完全移行の延期と現行アナログ放送停止(停波)の延期を求める」はこちら。
池田信夫さんの「サイバーリバタリアン」でも懸念を表明している。
要するに今年3月現在での地デジの世帯普及率の83%という数字にはトリックがあるという事と、来年の7月時点でのアナログTV台数は5000万台ほど残ってしまい、大量の粗大ゴミが発生する懸念があるというもの。
台数の問題も大変な事だが、私がどうしても納得できないのは地デジになったからといっても放送される番組の内容は何も変わりそうもないという点だ。せっかくデジタルになり、多チャンネル化されてもメジャーキー局の放送しか見る事ができない。政府の方針でテレビを買い替えても見る事のできる番組は同じだ。
せっかくデジタル化するのにどうして全国のローカル局の番組を見る事ができないのか。横並び放送のメジャー局の番組より、地域に根ざした番組を見たいと思うのは私だけなのだろうか。
もう一つは、BSデジタルではメジャーキー局はすでに地上波とは別の番組を放送しているが、地デジの難視聴対策で地デジと同じ番組も配信している点だ。すべての難視聴地域をなくす事は物理的に無理だから、この状況は少なくとも相当の未来にわたって続けられると思う。
最初からBSデジタルで地デジと同じ番組を放送できるなら、テレビのデジタル化はBSだけにすればよかったのではないだろうか。そうすれば地デジ対応のための放送機器は、受信するわれわれも含めて必要が無くなる。
デジタル対応テレビはBSのみのチューナーで良くなるし、コストも下がる。そうすれば普及も早くなると考えられる。
いずれアナログ放送は無くなるとしても、それの代わりに地上波をデジタル化するメリットがどうにも納得できない。いっそうの事、テレビ放送はすべてBSデジタルにすれば良かったのだ。アナログ停波はあと5年ぐらい先延ばしにして、そのときにすべてのテレビ放送をBSデジタル化にした方が良いのではないかと思う。
最後に気になる点が1点ある。東京スカイツリーが完成すると地デジの電波を発信する場所が変わるが、そうすると関東圏ではアンテナの向きを変えないといけないかもしれないという点だ。今のところ向きを変えずとも受信できるとWikiには書かれているが、本当に大丈夫であろうか。東京以外でも電波の発信元が変わる可能性はいくらでもある。ある日一斉にアンテナの向きを変える事などできないのだ。地デジのUHFはVHFより直進性が強いので気になるところだ。








コメント(2)
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新しいことができるからと言って、今までできていたことができなくなることが当たり前・・・。妙な理屈です。東京スカイツリーの問題も、多いに疑問です。少なくとも、東京タワーとスカイツリーの間のアンテナは向き変えなきゃいけないはずですよね?都合の悪いことは、口をつぐむ・・・
サイト: http://www.my-sapporo.com/
箕輪伝蔵さん、コメントありがとうございます。
地デジ移行でどれほど税金を浪費したのでしょうか?
全く頭にきます。