ホクレンが科学肥料を大幅値上げ
2008年7月8日(火)
北海道の農畜産業界に絶大な影響力のあるホクレン農業協同組合連合会が、今月から化学肥料を前年同月比で平均75%も値上げする事になった。
ホクレンのニュースリリース『平成20肥料年度 北海道肥料価格について』はこちら。
値上げの原因は世界の食料需要の急増によりリンや窒素の原材料価格が前年同月に比べ3倍になるなど、国際相場の急騰
によるものとの事だ。
以上北海道新聞より引用。
この値上げによる道内の農家に与える影響額は約303億円にもなるそうだ。
この303億円という額は農林水産省の防災課の日本の災害によると、全国の農地・農業用施設等被害額の一年分約1,233億円の1/4にあたる。これが本当の災害だったら北海道の農業は壊滅的被害を受けた事だろう。
あまりに大幅な値上げとなるので、ホクレンは値上げ分の一部を農家に補てんするため、約63億円を計上し実際の値上げ幅を約60%にするらしい。
ただし肥料年度は7月からとなるので、実際にこの値上げした肥料を大量に使わなければならないのは来年の春以降になるようだ。
当然原材料価格の急騰が値上げの原因となればホクレン以外の農協でも同じように値上げがされるだろう。これで来年以降の農産物の大幅な値上げが確実となった。
いよいよ始まるのか食料の争奪戦
今回の肥料値上げの原因は原材料の国際相場の急騰であるから、この影響は全世界に及ぶはずだ。 そうなると日本が世界中に生産委託している農産物も確実に値上げするだろう。何よりも肥料の原材料を確保できなくなるかもしれない。十分な肥料が手に入らないとなると栽培方法を根本から見直さない限り収穫量の大幅な低下を招くことになる。来年あたりからいよいよ食料の争奪戦が始まるのではないだろうか。
食料は人が生きて行く上で必須のものだ。ちょうどサミットが開かれており、食料問題も議題になっていて、輸出制限の撤廃などが話し合われているようだが、どの国も本当に食料の供給量が減れば間違いなく輸出制限をするだろう。お金で食料を買うことができなくなる時代が来るかもしれない。
そうなるとは日本は飢餓列島となるだろう。







