結局サミットは何を変えたのか
2008年7月25日(金)
物々しい警備と大金を費やした北海道洞爺湖サミットが終わり3週間が経とうとするが、はたして今回のサミットは変革をもたらす原動力となったのだろうか。
7月20日の北海道新聞の『みらい君の広場』に小学6年生の投稿が掲載されていた。
これが実にすばらしいので引用したい。
私はサミットが無意味だとは思わないけど、会議を進めている間にも、世界の中には困っている人が増えているかもしれない。サミットが終わったらすぐに世界が一丸となり、いろいろな問題と真剣に向き合うようになると言い切れる自信がリーダーたちにあるのかな、と疑問がわく。各国が長所、短所を認め合い、団結して大きな問題の解決を実現させるのがサミットだと思う。(北海道新聞記事より引用)
全くその通りだ。
一番の重要課題とされた地球温暖化問題に関しても、かろうじて2050年までに排出を半減させるという長期目標に合意が得られたという程度で、実現に向けての具体的案がまとまった訳ではなかった。
結局アメリカはインドや中国のような新興国も同じ土俵に立ち、CO2削減に同じように責任を持たないと意味が無いという今までの主張を繰り返したし、新興国側もCO2を大量に排出したのは先進国だとの主張を繰り返した。
短い期間とはいえ8カ国ものリーダーが一堂に集まったのだ。一致団結して強い決意を共有できなければサミットは様々な政治的理由で首がすげ変わる参加国のリーダーの顔見世興行になってしまう。
そんなサミットには今後何も期待できないだろう。
参加した国のリーダーたちにはこの小学生の投稿に対してなんというのだろうか。









