経済対策の効果はあるのか?
2008年11月7日(金)
10月末に麻生総理が発表した新総合経済対策とそれに続く追加の経済対策だが、果たして効果があるのか疑問だ。
どうにもその場しのぎのバラマキで、ついこの間まで戦後最長の好景気と言われていた状況が、なぜアメリカ一国から始まった金融不安に引きずられてここまで悪くなったのかの分析がよく見えないからだ。
なにかというと財源確保のための増税論しか出てこず、たかだか数万円の給付金で数年後に消費税10%などと言われたら、いくら消費の拡大のための経済対策でも何の火付け役にもならない。
給付金については所得制限を設けるべきだとの議論もあるが、はっきり言って1000万円の年収がある世帯には給付金は不要である。もっと下げて300万円以下の所得とかに限り、給付金を数十万円ぐらいにしないと何の効果もないだろう。
高速道路の料金値下げもETCの普及度合いが地方により大きく異なる状況では効果が薄い。
そもそも高速に乗り、ガソリンを消費してもらい、観光地でお土産を消費してもらうという、どう考えても庶民からいかに金を吸い上げることしか頭にないような対策だ。
こんなことなら今すぐに派遣社員やアルバイトを全て正社員にするような思い切った改革をして、そのための補填に予算を使ったほうがよっぽど良いのではないか?
早くもトヨタでは期間労働者や派遣労働者のカットが行われるようである。結局、企業は不況になると切れる人件費から切っていくのだ。
結局カップ麺が400円と思っているおぼっちゃま総理の考えることは、給付金として一人当たりそのカップ麺40個30個分程度の金額でどうにかなるとしか考えていないようだ。(11月7日に与党合意で一人当たり12,000円となった)








コメント(2)
サイト:サイトなし
市場原理主義に翻弄され続ける世界経済。
フォーディズム(フォード方式の経済システム)の次の経済モデルの選択を誤った結果に他ならない。労働者=購買力であるからだ。
搾取された利潤がマネーゲームに向かい続けた15年、派遣労働者は増え続けてきた。
そんな派遣労働者の一人 叉葉賢(またはけん)氏が youtube に自身の歌を発表している。
http://jp.youtube.com/watch?v=v0siyuT_0as
我々はこの声を看過してはならない
サイト: http://www.my-sapporo.com/
たまきちさま、コメントありがとうございます。
未だに世界はチャップリンのモダンタイムスの時代から抜け出せていないようです。
特に日本は長期的視野に立たず、派遣業務を拡大したために労働者は搾取の対象になってしまった感があります。