札幌でも上映できることになった映画「靖国」
2008年4月4日
いろいろと話題になている映画「靖国 YASUKUNI」。どうやら全国的な上映中止にはならないようでほっとしている。(時々このオフィシャルページはエラーで見れないことがある)
北海道では苫小牧のトーラスというミニシアターが上映予定となっている。
札幌では上映館は明らかになっていないが、シアターキノあたりで上映されるのであろうか。
予告を見る限りではこの「靖国 YASUKUNI」が左翼的、右翼的どちらでもなく、靖国神社の現在の姿をとらえたドキュメンター映画というぐらいしかわからない。
題材が題材だけに穿った見方をすればどんな判断も下せると思う。
しかし、一番の問題はここまで騒動を広げた自民党の衆議院議員稲田朋美氏(弁護士でもある)であろう。
稲田氏の本当の目的は何であったのか?
今回の騒動は稲田氏が「靖国 YASUKUNI」の製作にあたって日本芸術文化振興会から750万円の助成金を受け取っていることに関して、国政調査権に基づきそれに足る映画かどうか判断するのに事前に試写会を開いたことに端を発している。
750万円は芸術文化振興基金から出たと思うが、ここの規定として映画に関しては我が国の優れた映画の製作活動を奨励し、映画芸術の振興を図るため、日本映画の製作活動を支援します。
(原文:平成18年度芸術文化振興基金助成金募集案内)とあり、稲田氏は「靖国 YASUKUNI」についてそこのところを確認することが目的であったようである。
「靖国 YASUKUNI」と同じく助成金を受けることができた映画の一覧も平成18年度芸術文化振興基金助成対象活動(映画の製作活動:第2回募集分)決定から見ることができる。これを見ると?と思うようなのも助成金をもらっているのでそっちも問題だと思うのだが。なお、平成19年度は押井守監督の「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」が決定している。
結局、この助成金を受け取るに足るかどうかは問題無しとなったのだが、上映予定の東京の映画館が抗議活動の恐れがあると判断して上映を中止してしまった。
稲田氏の目的が助成金の交付の有無にあるのであったら、ほかの映画についても触れる必要があるのではないだろうか?
考え過ぎとは思うが、稲田氏が国政調査権を持ち出してまで検閲まがいのことをしたのは、本当は上映つぶしが目的だったのではないだろうか。
稲田氏の行動に対しては、靖国神社という一部の日本人にとって特別な場所を中国人監督がドキュメンタリー映画にして撮影してしまい、一般に公開することに対する強烈な拒否感を感じてしまう。

コメント (2)
サイト: http://eigakinenbi.at.webry.info/
TBありがとうございました。
上映の輪が全国に広がっているようで、よかったです。
苫小牧の映画館はいち早く名乗りを上げて、素晴らしいですね。
こちらの記事を拝見して、やはり試写会の本当の意図は検閲ではなかったかと思いました。文化庁がOKと判断して助成金を出したものに、政治家が口を挟むなっちゅうねん!と思います。
サイト: http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007
トラクバックのお返しをしたいのですが出来ないようなのでコメントに残します。
このような反日映画に文化庁が助成金を出したことは間違いです。
反日がお好きな人たちが反日映画を観て楽しむことは一向に構いません。
そんな人たちは同じ日本人とは思いませんがね。
「反日映画を助成する文化庁の愚」
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/18434664.html