将来のツケで買う今の景気回復に反対だ
2009年4月30日(木)
今年のゴールデンウィークもいよいよ本番だ。
高速道路はETC渋滞で大混雑が予想される。ニュースでは渋滞でトイレに間に合わない可能性があるとして、子供用の車内で使える簡易トイレを無料で配布するなどと報じている。
政府はこの不況を乗り切るためになんとしても国民にお金を使わせ、景気を回復させようとしているが、この方法は正しいのであろうか。
日本の人口はよほど国民から支持される対策が打ち出されない限り、今後減少していく事は間違いないであろう。
そうなると今政府が行おうとしている景気対策は、赤字国債を発行してまでも一時的に消費を拡大させ、景気回復の起爆剤に使用としているが、このやり方はおそらく失敗するだろう。
ばらまいたカネを使った後に何が残るのかを考えると、そのツケを払う人数が減ってくるのだから必然的に個人の負担が重くなるのは明白だ。
せっかくの経済危機で今までの生活を見直そうとしたその矢先に、あたかも天からカネが降ってくるかのごとく幻想を抱かせ、その場しのぎ(しかも直接的にはたったの1万2千円)で消費を無理やり作り上げても数年後にはそれを清算しないといけなくなる。
このやり方では将来の蓄えを取り崩し、刹那的な夢を見るだけだ。
本当はこの経済危機を機に、今までの過剰な消費をあらため、身の丈にあった生活を取り戻す良いチャンスだったのに、将来の財布から無理やりカネをもぎ取り、今までの生活を続けようとしている。
定額給付金の出どころを考えると明らかなはずだ。
どうせ金を使うなら、未来の社会に投資するのが本筋だと思う。
補助が出るからと言ってETCを取り付け、普段行かないような遠距離まで渋滞覚悟で車で出かける。いつから日本人はこんなに馬鹿になってしまったのだろうか。






