地デジのメリットは何なのだろう
2009年5月30日(土)
池田信夫blogにも紹介された地デジカに対抗する「アナロ熊」
くさなぎ君が一時降板した後、突如として表れた地デジキャラの地デジカ。
ネットではchidejika.jpも出来て、さんざんいじくられているが、地デジに移行するメリット(電波の有効利用以外)って、我々視聴者にどんなことがあるのだろうか。
確かに画質のアップは嬉しい点だ。基本的にゴーストなどは生じないし、ある程度信号レベルが確保出来れば、距離には関係なく画質は保証されるだろう。
だがそれより地域によって見ることができない番組を見たいニーズの方が高いのではないだろうか。
札幌に住んでいると、関東以西で放送されている番組の多くは見ることができない。関東のキー局の番組でさえ見ることができないものがある。
先月から始まったアニメ「東のエデン」(フジテレビ)もそうだ。
このアニメは原作・シリーズ構成・監督が神山健治、アニメーション制作がProduction I.Gと、現代日本のアニメ業界のトップクリエータが絡んでいる作品だ。
しかし残念な事にこの東のエデンは北海道ではまだ放送されていない。札幌の地デジでも放送されていないようだ。だが、ネットではveohなどでほぼリアルタイムで見ることができる。
地デジになっても地域によって見れる番組と見れない番組があるのなら、わざわざテレビを買い替えてまでデジタル化をする必然性が無いのではないだろうか。
よくアンケートなどの双方向性も話題になるが、番組を見れなければどうしようもない。
そんな事より、テレビ局のオフィシャルな動画サイトで、放送終了後一週間後くらいから期限を切らずに再放送した方がよっぽど良いのではないだろうか。
先日、海外でも日本のテレビ番組が見れるというふれこみでネットで違法に配信していたのが摘発されたが、今の日本のテレビ業界をみると今後も後を絶たないと思う。
このネットでの動画配信は、YouTubeを見れば判るようにもう後戻りはしないだろう。
ネットでの動画配信を規制するより利用した方が、テレビ局、制作者、視聴者にとってメリットがあると思う。
いつでもどこでも好きな番組を何度でも見ることができる、これがテレビが求められているものだと思う。
そう考えると、デジタル化より、ネット配信のほうが要求にマッチしているのではないだろうか。







