2010年3〜5月の世界気温は過去最高タイ
2010年6月22日(火)
気象庁が、2010年3〜5月の世界平均気温が過去最高タイとなった事を発表した。

平年気温より0.41度高かったらしい。同じ期間の日本の気温が-0.27度と低かったのとは対照的だ。
この発表資料には世界各地の温度分布もあるが、それが下図だ。

これを見ると極端な気温のばらつきが目につく。
中国北部とアメリカ西部が極端に低い。さらに北極圏は高く、南極大陸はさほど高くない。
特にアメリカ西部と東部では5度も差がある。
この北極圏の高温と関連するかどうか分からないが、北極圏の海氷面積が急激に減少している。

元データは北極圏研究ウェブサイトの海氷面積情報から。
北極圏の海氷面積は海流の影響で2007年に急激に減少し、それから回復してきたばかりだ。
まだ氷が薄く、単年度しか経ていない氷が多いと考えられ、もしまた海流の影響でせっかく回復した氷がまた溶けてしまったら回復がさらに遅れると思われる。
海氷はその大部分が海水の中にあり、解け具合は気温より海水温に多く影響される。また、風向きによってもその場所を大きく移動させる。
いたずらに温暖化をあおる気はないが、気になる状況だ。







コメント(2)
サイト: http://grehamabi.exblog.jp/
こんにちは、お久しぶりです。世界気温が、過去最高に並びましたか。そして南極等の氷も未だに、とけ続けているのですね。それにしても、温暖化による影響、その他様々な気候変動の影響が気になるところだなと想いますね。今後の動向が気になるところですね。
サイト: http://www.my-sapporo.com/
はまかぜさま、コメントありがとうございます。
北極海の海氷は4月半ばには観測以来最大の面積になり、かなり回復したと思ったので、大幅な減少には驚いています。
一度解けた分厚い多年氷はなかなか元に戻らないようです。
今回も2007年同様に海流の流れが大きく影響していると思いますが、実際何が起きているのかは衛星からの観測だけでは深いところの海水温を測定する事はできないと思いますので、現地で測定しないとわからないと思います。
研究者たちの地道なフィールドワークが大切だと思います。