板挟みのホッキョクグマ
2008年8月8日(金)
アメリカ内務省は地球温暖化の影響で餌のアザラシをとる際の足場となる海氷が減少し、生息数が激減する恐れがあるとしてホッキョクグマを絶滅危惧種に指定したが、早くも撤回要求が出ている。
撤回要求を出しているのは北極圏を積極的に開発しようとしているアラスカ州だが、その理由は資源開発や漁業、観光業に悪影響が及ぶ懸念があるとのことだ。アラスカ州の調査ではホッキョクグマは生息数が過去40年間で倍増しており、絶滅危機の根拠が薄いともしている。
もう一つの勢力は保護派で、今回の絶滅危惧種の指定に関して、アメリカ政府が温暖化防止対策に対する取り組みをせずにその指定のみを行った事は保護策として不十分だとして撤回を求めている。
双方の言い分はもっともだが、温暖化の影響を受けやすい極地の海氷が減少している事は観測から明らかであり、陸地で餌をとらないホッキョクグマの生活圏は今後減少していく事を考えると、何とかならないものかと思う。
北極は氷が溶けると海だ。氷の無い海でホッキョクグマは生きていけないし、陸地にとどまれば餓死する。
温暖化の原因がどこにあるか、又は全地球的に温暖化が進行しているのかは棚上げするとして、ここ直近で生活圏が狭まっているホッキョクグマを救う方法は無いものかと思う。










コメント(2)
サイト: http://nihon-mic.co.jp/kyouiku/
なぜアラスカでホッキョクグマが倍増しているのかが、気になります。人為的なものなのでしょうか?40年前は増えていたのでしょうか?ホッキョクグマが絶滅の危機!としか知らなかったので意外な調査結果です。なにはともあれ、人間の都合でこの大きな地球を破滅へと向かわせているのは、自分の問題として考え直さねばと思います。
サイト: http://www.my-sapporo.com/
編集部.Kさま、コメントありがとうございます。
アラスカでホッキョクグマが増えた原因ですが、想像ですが、北極海の海氷が減少したことにより生息域が単純に南下しただけかもしれません。
アラスカより北に生息していたものがアラスカに南下しただけだとすると、総体としての個体数に変化はないと思われます。
そうすると環境の変化で一気に個体数が激減してしまう可能性もあります。
ネットの限界でしょうか、ちょっとでも深く調べようとすると元ネタの記事のコピーの山にぶつかり、なかなか目指す情報にたどり着くことができません。
単純なアラスカの生息数の推移そのものも探し出すこともできませんでした。このあたりは一般人の限界かと思いますが、専門家の意見を聞きたいところです。