家庭で夏の昼間の電力消費を抑える良い方法が思いつかない
2011年4月16日(土)
東電管内では、今年の夏は大幅な節電が求められているが、消費電力の約3割を占める家庭の節電対策でいい方法が思いつかない。
一日の総消費電力を減らす方法は、照明のLED化、TVの視聴時間の削減、クーラーの設定温度の変更などいろいろ考えられるが、電力の供給が追いつかなくなる昼間の時間の節電対策となるとなかなかいい案が浮かばない。
家庭での省エネの難しいところは強制できない点だ。
夏の暑い昼間にクーラーを使うのを止めさせることを強要は出来ない。オール電化の家庭で、昼食の調理はIHヒーターを使わずカセットコンロを強制的に使わせることは出来ないし、部屋の温度がさらに上がって余計にクーラーが稼働することにもなる。
昼食の調理を禁止することはもちろん出来ないし、受け入れられないだろう。
古いクーラーを強制的に最新式に替えさせることも出来ない。
せいぜい夏の甲子園の試合を中止または延期し、多くの人が見るであろう高校野球放送を止めて昼間のTVの視聴時間を減らすことぐらいしか思いつかない。
当地札幌は電力の消費ピークが冬にくる。もちろん夏はそれなりに暑いし、クーラーを使う家庭も多いがたいしたことは無い。戸建て、集合住宅で違いはあるが、すべての時間帯で夏は冬より2割程度電力消費が少ない。
夏場に余る電力を100%東電に回すことが出来れば良いのだが、設備の関係でそれも60万kwしか出来ない。
電力エネルギーの安定的供給のため(最近ではCO2削減の名目も加わったようだが)の化石燃料からの脱却が、思わぬところに落とし穴があった訳だ。
福島原発が廃炉になることにより失われた電力不足はもう数年続くと思われるが、真剣に夏の昼間の電力不足を解消するいい案が出てこないと、毎年熱中症で亡くなる人が大幅に増えてしまうことは間違いない。
もしかしたら夏の間、涼しいところに集団疎開するとかして、首都圏の人口を減らすことも考えないといけないのではないだろうか。







