賃貸住宅の省エネ推進にはドイツのエネルギーパスポート制度がいい
2012年1月18日(水)
昨日の17日、かでる2.7で開かれた、環境道民会議主催のウインターミーティング「北海道発!!冬の省エネの可能性を探る」に参加してきた。
冬の省エネとあったので、何か良い事例の話を聞けるのかと思ったが、残念ながら「冬」に特化した事例発表はなかった。
しかし、ドイツの事例発表でエネルギーパスポート制度というものがあることを知った。
この制度は初めて知ったのだが、ドイツでは住宅を賃貸する際に、その家の省エネ度合いを公表することが義務付けられており、その制度がエネルギーパスポートというものだ。
この制度についてネットで調べてみたが、あまり詳しい説明は見つけられなかったが、夏は27度以下、冬は18度以上を年間通して保つために必要なエネルギーを1平方メートルあたりで算出したものらしい。(続・働きウーマンより)この数値を使うことによって、冷暖房にかかるおおよそのエネルギー消費が計算できるはずだ。
この制度は家庭の省エネを進める上で非常に有効だと思う。
新築の住宅については、施主にもよるが、その時点での最新の省エネ技術を使うことができるが、圧倒的多数のすでに建てられていて、しかも住人が手を加えにくい賃貸住宅の省エネはなかなか進まないのが実情だと思う。
新たな省エネ対策は、賃貸住宅のオーナーにとってはコストの増加になるし、借りる側にとっては家賃の上昇につながる。省エネは必要と分かっていてもなかなか手をつけにくい。
しかし、エネルギーパスポートによって、多少家賃が高くとも、冷暖房費が抑えられることがわかるならば、安い家賃で高い冷暖房費を使うより経済的な場合もあるはずだ。
また、賃貸住宅に省エネという付加価値をつけることもできる。これはなかなか良い方法だと思う。
北海道の家庭のエネルギー消費は日本の平均よりかなり高い。これは主に冬の暖房によるとことが多いのだが、賃貸住宅だと、住人は建物自体に手をつける根本的省エネ対策はできない。
これではいくら省エネの機器を購入しても、さしたる効果は上がりにくい。
北海道ローカルでも良いから、この制度を導入する価値は十分にあると感じた。







