元祖日本の省エネ鍋:無水鍋
今でこそアメリカのメーカーではビタクラフト、国内メーカーではミヤコのジオシリーズや十徳鍋などで無水調理や余熱調理などの省エネ調理が出来る鍋がたくさんありますが、50年前にこの無水鍋が出た頃は他にこのような調理の出来る鍋は一般には無かったでしょう。

1953年に発売された無水鍋。
無水鍋のオフィシャルページはこちらから
日本で最初のアルミ鋳物鍋
今では国内外のメーカーからステンレスとアルミの多層構造の鍋が多数発売されており、無水調理や余熱調理ができるもっと軽量な鍋はたくさんありましたが、1953年当時では多層構造の鍋など無かったようです。
唯一ご飯用の文化鍋がアルミの鋳物で、それ以外はほとんどがアルミ(アルマイト)か鉄だったように記憶しています。
そんな中でこの無水鍋を実家で購入し現物を見たときにはとっても驚いた記憶があります。
子供なりにその大きさと重さにびっくりもしましたが、それまでのアルミのぺらぺらの鍋では焦げ付いて作れなかったジャムなどが簡単にできるのに驚きました。妹と一緒にりんごジャムなどを作った想い出があります。
ジャムなどを焦がさずに作れるのは、アルミの鋳物は熱が鍋全体に均一に広がるためで、火加減に注意すれば弱火で鍋全体を過熱することができるからです。
時が経ち今では異なる金属を多層構造にする事により、熱の伝わり方を分散できるのでステンレスの多層構造の鍋であれば同じような効果が得られ、重さもずっと軽くなっています。
大変優れた無水鍋でしたが、やはりあの重さ(蓋を合わせると20cmでも1.35kg)が災いしたのか次第に出番がなくなったように記憶しています。
Amazonから来たメールに無水鍋が紹介されていたので懐かしく昔を思い出してしまいました。今でも実家の台所のどこかにあると思います。











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