海上自衛隊はどうなってしまったのか
この事件は2008年2月19日午前4時7分頃、2007年3月に就役した最新鋭イージス艦あたごと千葉県野島崎の南南西約40kmでマグロ漁船清徳丸と衝突し、清徳丸は半分に割れて乗っていた2名が行方不明になったというものだ。
イージス艦の性能云々はひとまず置いておく事として、この事故を知ったときいったい自衛隊はどうなっているのか?という事だ。
真っ先に思い浮かんだのが渡辺金融・行政改革担当相が言っているように「自爆テロならどうするんだ」と言う事だ。この事故は民間の船舶同士の衝突ではない。去年就役したばかりの最新鋭イージス艦が起こした事故だ。戦闘行動中ではないので周辺の漁船なのどの探知には航海用レーダーと見張りを配置していたと報道されているが、どこを見ていたのだ?
こんな状態で本番は大丈夫か
ニュース等によると清徳丸の僚船康栄丸の船長は「レーダーでは半径約3・6キロ以内に、5隻ぐらい漁船が映っていた。イージス艦に(清徳丸が)見えていないわけがない」(YOMIURI ONLINEより)
と言っている。
漁船のレーダーに見えていてあたごのレーダーには見えていない等という事はおそらくあり得ない。しかもあたごには見張りもいたし、漁船を発見した後回避行動をとっている。これは何を意味するのだろうか?
極論をいえば、あたご側が衝突の直前まで漁船の側が回避行動をとると判断していたと言う事であろう。いったい海上自衛隊はどういう訓練をしていたのだ?
今回のような自体が衆議院で2度目の採決をしてでも送り出したかったインド洋沖の給油活動の現場で起きたらその時の護衛艦の判断はどういうものになったのだろうか?相手がよけると思ったからそのまま直進したではすまされないであろうし、回避行動、警告などを行ったであろう。
いくら日本に近い海域とはいえ船の航行は自由である。(領海内でも軍事・民間を問わず外国船の無害通航が認められている
Wikipediaから引用)今回の事故の原因はまったく気の緩みとしか思えない。
海上自衛隊はイージス艦こんごうでアメリカにつぎ世界で2番目に弾道ミサイルの迎撃に成功したばかりであるが、自身の慢心で漁船を回避する事もしないのならイージス艦の能力など発揮する前に航行不能にされてしまうであろう。
イージスシステムの情報漏洩といい、あきれる事件が多すぎる。







