イージス情報を漏洩させた自衛官の言い分
2008年7月11日(金)
2007年1月に発覚したイージス艦の中枢情報の漏洩事件で情報を持ち出した自衛官が初公判で、資料を渡した三佐はイージスシステムを受講した教官で、秘密保護法で定める防衛秘密の漏洩には当たらない
と主張しており、また情報の持ち出しは認めたが、「イージス情報を取り扱う事を業務としていない」
とも言っているようだ。(引用は北海道新聞記事より)
この自衛官は自分が言っている事を理解していないのではないだろうか。
イージス情報を扱う業務をしていない者がどうしてその情報を持ち出すことができたのだ?また、すでにイージスシステムを受講した教官にどうして渡す必要があったのだ?
真実は推測するしかないが、イージスシステムを受講した教官が、資料そのものが必要となり、その資料を扱うことができる自衛官に持ち出すように頼んだのではないだろか。
弁護側の主張のように隊内のやり取りで、漏洩ではない
とするなら、自衛官同士の情報の受け渡しはどうやったら漏洩ということになるのだ?全く理解に苦しむ。
関連サイト:岸田コラム