なぜこんなに時間がかかるのか
2月21日のニュースでは清徳丸の僚船のGPSデータによる航跡が報道されていた。僚船は他にもいたのでそれぞれの船の航跡についてはそれらを調べれば一目瞭然ではないか。
この期に及んでいまだにあたごの航跡データが公表されていないのはどういう訳なのだ?
海上自衛隊はすでに各船の航跡データは搭載していたレーダーの情報から把握しているものと思われる。
今回の事件の責任を追及するのも大事だが、まず事の真相を発表するのが先であると思う。
その先から今回の事象が起きた時にあたごの航行に関わっていた関係者の責任の所在なり、処分を行えばよいのではないだろうか。
同じマグロ漁船同士が衝突して清徳丸が真っ二つに割れてしまったなどと考える人間はどこにもいない。おそらく事故の経緯もおおよそ判っているはずである。このまま事実関係の発表に時間が掛かるようではますます海上自衛隊の内部体質に批判が集中するであろう。
時間稼ぎは止めろ!
いつも思うことがある。重大な事件、事故が起きた時に再発防止のための事実の分析が大切なことは誰しもわかることだと思う。
しかし、どうも日本の当局者(今回は海上自衛隊であるが)はこの事実の分析に時間が掛かりすぎているきらいがある。
不都合な事実が判明したからといって、起きてしまった事故は元には戻らない。事故が起きてしまった後は正確な事実の把握とその防止に力を注ぐべきと私は考える。
人命が絡んでいるので例えは悪いが、システムは常に問題を起こすと考え、問題が起きたときその対策を打つことによりシステムとしての信頼性が向上するものである。このためには事実の正確な把握は第一に必要である。
時間が経てば経つほど、自分達の問題解決能力の無さを世間に見せ付けている事に気がつかないのであろうか?まさか報道用発表資料の取りまとめ(揚げ足取されないように)に時間が掛かっているなどということではないだろうな!そこまで勘ぐりたくなる。
今この瞬間でも海上自衛隊の大型船舶はそこらで活動しているのである。同様の事故がいつ起こるかもしれないのだ。すばやい事実の確認とそれに対する改善策が必要ではないだろうか。






