海上自衛隊の体質
2008年3月14日
13日放送のNHKクローズアップ現代で、珍しく国谷キャスターが大変厳しい表情で不祥事の多い海上自衛隊の体質について解説していた。
イージス艦衝突事故はもちろんだが、その前にイージスシステムの情報漏洩、護衛艦しらねの火災事故など、どう考えてもおかしな事故が多すぎる。
特にイージスシステムの情報漏洩は、どこまで漏洩した情報が拡散してしまったかなど確認不可能であり、イージスシステムの刷新を行うまではその防御能力は丸裸な状態になっているかもしれないのである。
さらに輪をかけるように2月29日には、イージスシステムの資料を私物パソコンに保管していた一等海尉が海上幕僚監部の事情聴取を受けた後、JRの乗り換え中に引率の上官から逃走してしまうという失態まで起こしている。密室で行われる軍法会議には反対であるが、きっちりと勾留するぐらいのことはできなかったのであろうか。
理由にならない言い訳
クローズアップ現代では海上自衛隊の不祥事の背景にはモラルの低下があると言っていたが、その理由として「以前は災害派遣が任務の大部分を占めていたため出動が少なく、訓練に十分な時間が割けたが、最近はインド洋派遣など長期にわたる出動が多く、隊員の疲労もたまり訓練が十分できていない」などと以前の幹部がのたまっていた!
いったいこの言い訳は何なのだ。
機密情報を勝手にコピーし配布したり、あげくの果てにWinyの暴露ウィルスに侵された私物パソコンから情報が漏れたり、持ち込み禁止の戦闘指揮所に缶コーヒー用の私物の保冷温庫(しかも中国製)を持ち込み護衛艦をだめにしたり、相手がよけると思ってそのまま船を直進させたりすることが疲労や訓練不足とどんな関係があるのか。
要するにまともな訓練など行っていないのではないか?それともゆとり訓練でもやっていたのか?自衛隊は軍隊である、会社組織ではない。隊員はサラリーマンではない、やれと言われたことは命令であり、やらねばならないのだ。こんな海上自衛隊にはイージス艦などまともに運用できるとは到底思えない。いっそのこと海上自衛隊は廃止して、その予算でアメリカに丸投げした方が良いのではないかとも思えてくる。
いずれ今回の衝突事故についてもNHKあたりで特集番組が組まれるであろうが、原因究明とその対策がどのようになるのか注目したい。








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