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セシウム牛に表れた日本人の遵法意識の低下

2011年7月14日(木)
最近どうにも理解し難い事件が多い。
直近ではセシウム牛だ。少し前だと、ローカルな話題だが、北海道の医者が患者のデータを紛失してしまった事件がある。両方とも信じられないほどの遵法意識の低下だ。

ローカルな話題の方の患者データの紛失だが、驚くことに同じ北大病院で6月17日と6月23日の連続で起きている。23日の方は、17日の事件を22日に発表した翌日に起きている。
紛失した経緯は、17日発生の方は集めたデータを自宅で整理するために持ち出した(北海道新聞6月22日夕刊より引用)後、パチンコ中に車の助手席の窓を割られ盗難にあった。
23日発生の方は、同僚医師の歓迎会後「泥酔状態で、意識を失った」(北海道新聞6月25日朝刊より引用)後、自宅近くのビジネスホテルの廊下で目覚めた時、盗難に気づいた。
両方ともノートパソコンとポータブルハードディスクを盗まれており、ハードディスクにはパスワードを掛けていなかった。
当然ながら北大病院側は、ガイドラインで患者情報の引き出しや、病院外への持ち出しを原則禁止している。
どうにも理解に苦しむのは、医師が平気でガイドラインを無視するばかりか、おそらく私物のポータブルハードディスクにパスワードを掛ける等のセキュリティー対策を全く行っていない点だ。バカじゃなかろうか。

セシウム牛は、県の指導で原発事故後、屋外に保管してある飼料を与えるなという通達を無視して食べさせ、その牛を出荷している。最初のセシウム牛は南相馬市の農家から出荷されたが、今日新たに浅川町の農家からも見つかった。今後、もっと出てくるかもしれない。
浅川町の農家は県内の白河市から餌のワラを購入している。白河市は茨城県との県境に近いが、福島県の通達がどこまで認知されていたかが問題となりそうだ。YOMIURI ONLINEによると、この県の通達は稲ワラ(つまり稲作農家)まで伝わっていなかったようである。そうだとすると浅川町の農家には非がない。残念な結果になってしまった。(7月15日追記)
原発事故以来、放射性物質の検査は非常に厳しくなったのにも関わらず、なぜこんな事を行ったのか。これで福島の牛肉は消費者の信頼を失った。

どちらも、やるなと言われている事を、後先何も考えずに行っているところが理解し難い。
患者データ紛失の方は、パチンコ店の駐車場で助手席の鞄ごと盗難にあっているし、泥酔したほうは、そのパチンコ店での盗難の記者会見を行った当日の夜の話だ。いったい医者の頭の中はどうなっているのだろうか。
セシウム牛の方は、せっかく刈り取った餌を与えることができないため、新規にえさを買うために相当な出費がかかるため、農家の間では同情論も聞かれると報道されているが、汚染された食品を故意に出荷した事には変わりがない。根本原因が東電にあったとしても、同情できない。

何度も言うが、どうしても理解できない。
作業上の手違いやミスではない。両方とも、やるなと言われている事をあえて行っている。
震災直後の日本人の礼儀正しい行動は、各国から称賛されたが、個人レベルになると遵法意識が急に低くなるようだ。
このての事件は以前からもあったが、最近のはちょっと理解に苦しむ。日本人はどうなってしまったのだろうか。

Amazonのセシウムの検索結果

楽天市場のセキュリティ ハードディスクの検索結果

コメント(2)

投稿者:りぼん。さん コメント時刻:2011年07月28日 11:25
サイト:サイトなし

最初の農家は、震災で、輸送手段が、途絶えた時期、えさの入手が困難になり、うそをついて、自宅の稲わらを与えてしまったらしい。(本人は、屋外にあったえさは、食べさせてはいけないことは、知っていて、うそをつくか、餓死させるかで、うそを選んだらしい。
牛は、胃が4つあり、いわゆる濃厚飼料のみでは、死んでしまう問題もある。本来は、餓死しか、選択肢がなかったのかも知れない。

稲作農家には、畜産農家と情報共有できない行政の仕組みなので、稲わら汚染について、福島県外の人は、認知できなかった可能性が、高いようだ。畜産農家は、家畜保健衛生所が、行政情報を出す仕組みなので、稲わら農家には、情報がいかない。また、福島県外の農家に、放射性微粒子の情報は、無いばかりか、国が、30km県外の農家には、一切、情報発信をしていない。つまり、安全宣言をしているのだから。。JAなりが、SPEEDIのデーターから、自主的に、検査体制を持つだけで、飼料まで、検査が行き渡っていない事情もあるし、大体、国は、汚染牛糞堆肥を奨励している状況にある。

大体、汚染地域の家畜農家の牛糞を、堆肥にして、野菜農家にばら撒きなさいと決めたのは、現政府です。

農家も緊張感は、足りないが、本来、福島県以外というか、避難地域以外は、安全といい続ける内閣自体が、糾弾されないのに、福島県外農家を一方的に責めるのは、酷かもしれません。

都会で手に入る放射線測定器も、手に入りにくい状況で、目に見えないものを、自主規制するには、無理があると思う。

基本的に、さしを重視する黒毛和種は、出荷時期を遅らせると、死んでしまうと言う牛でもありますし。。さしは、不健康にして、ビタミンAをわざと、欠如させ、人工的に作る肉ですから。。

投稿者:管理人NAOさん コメント時刻:2011年07月29日 14:15
サイト: http://www.my-sapporo.com/

りぼんさん、コメントありがとうございます。

情報の伝達方法ですが、汚染の恐れがあるとわかった時点で、家畜保健衛生所を経由するようなクローズな方法ではなく、普通にTVニュースなどで流せば良かったのではないかと思います。
それにしても、風評をおそれて情報開示が遅れたSPEEDIですが、ふざけたネーミングで、この国の情報公開の仕方にはがっかりします。

>さしを重視する黒毛和種は、出荷時期を遅らせると、死んでしまうと言う牛でもありますし

出荷を遅らせると死ぬとは知りませんでした。貴重な情報をありがとうございます。

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