メタミドホス入り餃子事件から一年
2008年12月27日(土)
今年の1月30日に発覚した天洋食品のメタミドホス入り餃子中毒事件から一年が経とうとしている。(実際に中毒となったのは12月28日だ)
当初、中国側との捜査協力により早期に解決すると思われたこの事件だが、思わぬ展開となり、未だに解決に至っていない。
中国側の態度が大きく変わったのは8月6日に、回収された餃子がなぜか中国国内で流通してしまい、新たな食中毒事故が起きてからだ。
これがきっかけとなり、さすがの中国当局も中国国内でのメタミドホス混入を認めざるを得なくなったようだが、それ以降、捜査は進展していないようである。
北海道新聞の12月4日朝刊29面によると、来日した中国輸出入食品安全局の副局長が人為的な混入事件
として自国内で混入したことを認めるような発言をし、同席した前外相も刑事事件であれば、両国関係部門は犯人を逮捕し、国民に損害を与えないようにしなければならない。食の安全について日中で定期的に交流する事が必要だ
とも発言している。
しかし、未だにこの事件は解決していない。
この事件をきっかけとして食の安全(特に中国産)に大きな疑問が生じたわけだが、メディアの反応は年末のニュースの特番以外ほとんど忘れ去られたように静かだ。
もっとも、厚生省に対する追求も今は派遣切りの話題で持ち切りで、それどころではないのかもしれないが、最初の事故は年末であったために連絡体制が悪く、その後も防げるはずの中毒事件を起こしてしまい、公表されたのは1月30日という有様だったはずだ。
このような重大事件はマスコミにも継続的に報道する義務があると思う。少なくとも、年末年始の食中毒対策の連絡体制が整備されたかどうかは舛添大臣に問いただすべきだと思う。
それにしても日中の捜査協力とはいったいなんなのだろうか?






